1級自動車工学科 department of first-class automotive engineering
- 「高度専門士」(大卒同等)の称号付与
1級⾃動⾞⼯学科の特⾊
特色1時代が求める
“一級自動車整備士”資格を
南九州で唯一,
取得できる学校!
今,自動車業界は100年に一度の変革期と言われ,ハイブリッド車・電気自動車等の動力の多様化だけでなく,インターネットを介した車両通信技術,自動運転等の運転支援システムなど,高度化していくクルマをトータルメンテナンスできるのが“一級自動車整備士”です。2020年4月から,“衝突被害軽減ブレーキ”といった先進安全技術の整備を行うには「特定整備」の認証が必要となりましたが,オールマイティーな整備士として単独で故障診断ができ,環境問題や技術革新に関する知識や提案力を身につける一級課程は,南九州では工学院のみ!
4年制課程の1級自動車工学科は,大卒同等の「高度専門士」の称号を付与されます。
特色2一級自動車整備士保有の教員が鹿児島県内最多在籍!
プロ講師陣が徹底指導!
自動車整備業従事者の中で“一級自動車整備士”資格保有者の割合は,全国で4%程度と言われています。工学院では,その一級保有教員が多数在籍しており,自動車最先端技術の進歩や変化に柔軟に対応できる高度な技術者を,より実習を中心とした即戦力となるカリキュラムで育成してます。今後,ますます多様化・複雑化するクルマ,適切に故障診断を行い,適切にメンテナンスできスキルを身につけるため,安全管理や環境保全にも精通した講師が徹底指導し合格に導きます。
特色3実習場の面積・設備・材料・
機材は鹿児島県内NO.1!
充実の実習環境!
工学院の実習場は,実際の現場で使用できるほど広く,多くの設備を備えています。実践的な故障診断技術を身につけるため,電子制御の理解を深め,スキャンツールを使いこなすことで“解決できる技術”を磨いています。納得いくまで実習を繰り返すことで,難易度の高い故障診断に対応できる人材を育てています。
特色4鹿児島県内最年少,
“一級自動車整備士”
合格者は工学院から!
鹿児島の一級整備士は
工学院から増えてゆく!
工学院の一級整備士養成課程で学んだ場合,工学院の実習カリキュラムを習得することで実技試験が免除となり,卒業と同時に受験資格を得て,3月に筆記試験,5月に口述試験。卒業生は鹿児島県内最年少で合格し,職場では早くも一人で仕事を任され,忙しくも充実した時間を過ごしています。
特色5企業奨学金制度も充実!
自動車整備士の夢を
サポート!
自動車整備士の人材育成を目的に,工学院と支援企業の共同運営の奨学金制度があります。工学院卒業後,支援企業に就職することを条件に学費を支援する制度ですが,一級課程まで学ぶ4年間にわたる支援制度もあり,学びたい気持ちを応援する制度です。(所得制限なし,日本学生支援機構制度との併用可,返済の免除制度あり)
1級自動車工学科について
[4年課程/定員:男女15名]
こんな方に向いています!
- 整備士の最上位資格を取りたい
- 探求心があって,考えるのが好き
- 車により詳しくなりたい,知識欲がある
- できるようになるのが楽しい,向上心がある
- 「高度専門士」(大卒同等)の称号付与
最先端の知識と次世代自動車整備の
スペシャリストを目指す!
自動車整備士の最高位“一級自動車整備士”は,「クルマの専門医」として新技術に対応した故障診断・整備ができ,不具合原因を“根拠”をもって推定できる知識・技能を持っていることが求められます。
工学院では,一級試験のみに課せられる“環境問題”や“技術革新”に関する高い知見と技術を身につけるため,動力の多様化・安全技術の進歩等について常に最新情報の把握・理解に努め,次世代を担う自動車整備のスペシャリストを目指す授業を行っています。
目指す 職業 |
販売店技術トレーナー,販売店メカニック,⾃動⾞検査員,⾃社⼯場経営 など |
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取得可能 な資格 |
一級小型自動車整備士,二級二輪自動車整備士,職業訓練指導員 など |
主なカリキュラム
注目の授業をPICK UP!
1級整備作業Ⅱ(故障診断)
コンピュータを使い診断を進めます。車の情報を元に,どこに異常があるか見つけられるかな?
体験実習(インターンシップ)
2年次の約1ヶ月間のインターンシップ。職場の雰囲気・仕事内容が分かり,就職してからも安心して働けます。
1級整備作業Ⅱ(HV・EV車)
今では,当たり前のハイブリッド車。これからは,電気自動車とも向き合うために目指せ!電気のスペシャリスト!
1年次
- ガソリン構造
- ガソリンエンジンの構造,作動(本体,潤滑,冷却,制御等)の理解。
- ジーゼル構造
- ジーゼルエンジンの構造,作動(本体,潤滑,冷却,制御等)の理解。
- シャシ構造
- 動力伝達装置(トランスミッション等)を構成する各機構の構造,作動の理解。
- 電気
- 自動車電装品(充電,始動,点火等)の構造,作動に利用されている電気・電子の基礎の理解。
- 基礎工学
- 自動車の荷重分布・走行抵抗力・材料の機械的性質などの理解。
- 機器
- 自動車を整備する上での工具,エンジン点検・調整機器の構造,取り扱い,保守等の理解。
- 工作作業
- 安全作業,各工作機器,各工作機具の正しい取り扱いを習得する。
- 測定作業
- 各計測機器の正しい取り扱い,各測定器の正しい読み取りの理解。
- 整備作業Ⅰ
- 分解作業によりエンジンの構造,分解した部品の作動の役割を理解。
2年次
- ガソリン整備
- ガソリンエンジンの電子制御装置の基礎知識を理解。
- ジーゼル整備
- ジーゼルエンジンの電子制御燃料装置の構造,作動を理解。
- シャシ整備
- 電子制御された動力伝達装置の仕組みを理解。
- 電装品整備
- 電装品の一般知識を理解。
- 燃料・潤滑
- 熱機関に使用される燃料・潤滑に必要な条件および性能について理解。
- 性能
- 自動車の性能に関わる項目の理解。
- 検査
- 道路運送車両法の理解。
- 法規
- 道路運送車両の保安基準の理解。
- 整備作業Ⅱ
- エンジン点検・分解・組立・調整・検査・故障探求を習得する。
- 検査作業
- 1年点検の一連の作業が効率よく行なえ,適切なお客様対応を身につける。
3年次
- 新技術工学
- 自動車における新技術(ハイブリッド等)の構造機能,点検,整備について理解。
- エンジン電子制御工学
- 電子制御エンジンの実践的な故障診断技術の手法を身につける。
- シャシ電子制御工学
- A/Tとオートエアコンの高度整備技術と応用知識を活用した実践的な故障診断技術の手法を覚える。
- 新技術整備
- VDC(ABS,TCS,VDC)の基本点検,車載自己診断及び外部診断器による自己診断を理解。
- エンジン電子制御整備
- 電子制御エンジンのセンサ,アクチュエータ,ECUの機能,異常検知方法などを覚える。
- シャシ電子制御整備
- パワーステアリング,ABSなどの高度整備技術と応用知識を活用した実践的な故障診断技術の手法を覚える。
- 環境安全
- 環境保全について法体系,具体的対処法を学ぶ。
- 1級機器
- 外部診断機,オシロスコープ,デジタル・サーキット・テスタの特性を理解。
- 1級検査
- 検査機器(ブレーキテスタ,ヘッドライトテスタ,騒音計)の理解。
- 1級法規
- 道路運送車両法,商及び民に関連する消費者契約法について理解を深める。
- 1級工作作業
- 整備工場で使用する機械工具及び電気工具の取り扱いを習得。
- 1級測定作業
- 車両整備に必要な計測機器(オシロスコープ,メモリハイコーダ,診断器,振動騒音計)の取り扱いを習得。
- 1級整備作業Ⅰ
- 分解途中に不具合の確認,点検ができ,騒音・振動に対してテスターを活用して発生部位を絞り込み,発生部位を特定できる。
- 1級検査作業
- 検査機器の取り扱いができ,検査作業を実施できる。
4年次
- 1級整備作業Ⅱ
- 各電子制御装置の理解を深め,難易度の高い故障診断に対応できるよう,知識・技術を身につける。
- 体験実習
- 販売会社に赴いて,現場の作業を体験し,技術を身につける。
- 評価実習
- インターン研修中の個人課題を設定し,研修期間中に実際の現場での課題についての発表。
主な行事・資格試験スケジュール
福岡モーターショー/12月
2年に1度,日本でモーターショーが行われています。そこで,今後の新型車の情報を収集しこれからの自動車について考え,今後の勉学に活かしています。
自動車工場見学/12月
自動車メーカーの工場を見学し,組み立ての時の行程や様子を知ることで自動車が作られる中で,何が重要なことなのかを考え,整備の中で活かしていきます。
ディーラー企業説明会/10月
販売車を持って来校の上,自社の説明を行っていただき,その後,実際に企業見学に行くことで進路を決定していきます。
1年次 | |
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8月 | ・フォークリフト運転技能講習 ・玉掛け技能講習 ・アーク溶接特別講習 ・ガス溶接技能講習 |
11月 | ・危険物取扱者 |
12月 | ・中古車査定士 |
2年次 | |
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9月 | ・電気自動車等の整備業務に係る特別教育 |
3月 | ・二級ガソリン自動車整備士 ・二級ジーゼル自動車整備士 ・二級自動車シャシ整備士 |
3年次 | |
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9月 | ・職業訓練指導員 |
10月 | ・二級二輪自動車整備士 |
4年次 | |
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3月 | ・一級小型自動車整備士 |
一生ものの仲間とともに,楽しみながら学びましょう