私自身が本校の卒業生です。建築デザイン学科の一期生として卒業後，約10年建築業界に身を置き，縁あって母校の教員として働いております。経歴としては，現場監督としてゼネコン，ハウスメーカーを経験し，数多くの建物を造ってきました。職業柄ものづくりが好きで，趣味で机や棚の作成も行っています。体を動かすのも好きで，テニス・バトミントンは月に一回サークル活動をしています。最近はゴルフにはまっています。

施工の授業を通してすべての建築学科の学生と関わっていますが，私自身が大切にしていることは，建物が一から造られている過程を写真や画像を使用して，分かりやすいイメージとして伝えることです。

工学院は立地がとても良く，のびのびとした環境で学ぶところができるところだと思います。なかでも設備が充実しており，建築の実習室では家具製作や材料実験等を行っております。

ものづくりが好きな人。建築には興味があるんだけど，どんな仕事があるかわからないという人。建築の業界についてはしっかりとフォローしますので，ものづくりに熱心な人にはおすすめです。

建築学科の最終目標である国家資格の二級建築士の資格取得のため，毎日何時間も勉強した学生が見事学科試験を全員合格した時は，感無量でした。

『自分で造る秘密基地 DIY STYLE』（三栄書房）です。私がDIYをするにあたってバイブルにしている本です。インテリアを楽しんでいる人たちのお部屋も紹介されていて，棚や机を作成する際に参考にしています。ものを作ってみたいと思っている方はぜひ一読してみてください！

プチ自慢は，大工さんが木材を加工するときに使用する鑿（のみ）を研げることです。DIYで棚を作成する際に使用するため，切れ味が良くなるよう研いで，手入れをしています。

工学院はなりたい自分への第一歩を踏み出す環境が整っている専門学校です。少しでも興味がある分野があれば，ぜひ行動してみてください。