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【一級建築士と二級建築士の違いまとめ】

【一級建築士と二級建築士の違いまとめ】

建築業界に興味があるそこのあなた!

建築業界で必要になってくるのが国家資格『建築士』です。

建築士を目指す際には、一級建築士と二級建築士の業務範囲の違い、試験科目の違いなどを知っておく必要があります。

本記事では、一級建築士と二級建築士の違いや、建築士の受験資格について解説します。

設計できる建築物の規模

一級建築士と二級建築士では、設計できる建築物の規模が違います。

一級建築士は、設計できる規模の制限がありません。

二級建築士は、住宅の設計を想定した資格で、大まかに2~3階建の建築物を設計することができます。

(あまり知られていませんが、実は、100㎡までの2階建て木造住宅は、建築士の資格が無くても設計することが出来るんです)

でも、やっぱり国家資格を持った建築士に設計してもらいたいものですよね。

免許の交付元

一級建築士と二級建築士は、免許の交付元も異なります。

一級建築士は、国土交通大臣により与えられる免許で、免許の交付元は国土交通省です。
それに対し、二級建築士は、都道府県知事から与えられる免許で、免許の交付元は都道府県です。

年収の違い

厚生労働省が発表した賃金構造基本統計調査の2019年のデータによると、 一級建築士の年収は、約702万円です。

二級建築士の年収については、官公庁によるデータは発表されていませんが、新卒から20代半ばで大体のボリュームゾーンとして350~450万前後と言われています。

このデータから、一級建築士は二級建築士よりも、大幅に年収が高いことがわかります。

一級建築士と二級建築士の試験の違いについて

一級建築士と二級建築士では、試験の範囲や受験資格・難易度が大きく異なります。

学科試験

一・二級とも、計画,法規,構造,施工の科目が出題されるのは共通していますが、

一級建築士では、環境・設備の科目が独立して設定されています。

大型建築物を設計できる一級建築士だからこそ、空調や給排水設備、電気設備などを理解できているかが問われます。

受験資格

一級建築士、二級建築士の受験資格は、以下の通りです。

普通高校(建築系学科以外)を卒業して建築系の専門学校・大学に進学せずに建築業界で働いた場合、

二級建築士を受験するまで、実務経験が7年必要です。

4年大学では、卒業後に一級建築士・二級建築士が受験可能です。在学中4年間は受験できません。

専門学校では、2年課程を修了すると一級建築士と二級建築士の受験が可能となり、二級建築士は実務0年で登録。21歳で建築士を名乗ることができます!

 

 

しかし、実際の二級建築士合格時の平均年齢は27歳、、、

ストレート合格率が10%台の二級建築士にすんなり合格したらの話でしょ、、と思われた方!

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まとめ

一級建築士の合格率は、例年10%程度二級建築士の合格率は、例年25%程度であり、どちらの資格も試験に合格する難易度が高いです。

そのため、戦略を練らずに試験に挑むと、合格までには多くの年数が掛かってしまうでしょう。

 

また、建築士試験対策における戦略を自分自身で練ることは難しいため、プロのアドバイスやサポートを活用することが大切です。

鹿児島工学院では、試験対策の効率的な進め方や設計製図試験の添削など、独学では知ることのできない情報を取り入れることが可能です。

 

 

 

 

資格は一生物です。

 

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