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電気技術工学科の職種と就職先!!

電気技術工学科の職種と就職先!!
電気技術工学科は輝かしい電気の未来を支える技術者を育成します

好きをチカラに!!

今回は,電気技術工学科の職種と就職先にスポットをあててお話ししたいと思います。

電気技術工学科に興味を持ってくれている人の多くは主に4つの職種から自分が将来なりたいものを考え資格取得や就職活動に励み,社会へと羽ばたきます。

電気技術工学科に来てくれる学生たちのほとんどが電気の事を初めて学ぶ人ばかりです。高校時に電気を勉強していた人もいますが,約1割ほどです。

当初,どの資格を取得すれば,どのような職種につけるのか?

入学前だとイメージができる人はほとんどいません。入学したら各資格の案内があり各自が取得に向けて勉強に取り組みます。そして2年生になるころには自分の就きたい職種,進路の実現に向けて取り組みます。

職種は大きく分けて4つあります。

1つ目は警察庁技官

2つ目は電気主任技術者

3つ目は電気工事士

4つ目は電気工事施工管理技士

それでは4つの職種とそれぞれの就職先について紹介していきます。

 

 

 

 

安定した給料を求める人は公務員がおすすめ!!

国家公務員として警察官を技術で支える無線のスペシャリスト

電気技術工学科の職種として

1つ目に警察庁技官があげられます。

警察庁技官は国家公務員であり,国家資格である「第1級陸上無線技術士」の免状取得後に,採用試験を突破し技術系公務員として働きます。警察局にある無線設備の点検管理につとめ,警察官を技術的に支える仕事です。

 

就職先は日本中にある北から北海道警察情報通信部,東北管区警察局,東京都警察情報通信部,関東管区警察局,中部管区警察局,近畿管区警察局,中国四国管区警察局,四国警察支局,九州管区警察局があり,自分が働きたい場所で内定をいただくことで,希望したエリアで技術系公務員として働くことができます。

この職種を目指して沢山の学生が資格取得に向けて勉学に励んでおります。

難関資格なだけに合格したら,電気業界から一目置かれます!!

電気のエキスパート「電気のお医者さん」と呼ばれる資格を目指そう!!

電気技術工学科の職種として

2つ目に電気主任技術者があげられます。

この資格は大規模ビルや工場,学校,病院にある高圧(高い電圧)で管理された部屋の保守管理をする仕事や保安協会に所属することで,お客様の電気設備の点検や各種検査を行う業務が主な仕事となります。

主な就職先として全国にある電気保安協会,近い所で言えば九州電気保安協会,技術者協会,各会社の工場でも電気主任技術者を募集しています。

合格率は令和5年度実績で約20%となっており,難関資格となります。資格手当も高いだけに,勉強は大変ですが,将来への投資や就職活動に役立てたい人が取得を目指しています。

なぜこんなにも募集しているのかというと電気事業法で,大規模施設で管理している事業所の電気室は電気主任技術者で管理しないといけないと法律で決まっているからです。

手に職つけて現場で働きたい人へおすすめ!!

現場で経験を積むことで,どんな電気工事会社でも通用する

電気技術工学科の職種として

3つ目に電気工事士があげられます。

電気工事士として働く上で電気技術工学科は卒業と同時に第二種電気工事士の免状を取得できます。

他にもさらに上級資格である第一種電気工事士の試験も高い合格率を誇っており資格合格率30%前後に対して本校は97%の合格率となっております。

主な就職先として

鹿児島県内であれば

親栄電設㈱,㈱宇都電設,㈱南電工,㈱福重電工,㈱永留電気工業,㈱南九州電設,㈱川北電工,㈱大鹿電業,㈱中島電器,マモル電工合資会社,㈱松葉電設,㈱栄電社,中外電工㈱,㈱デンセツ工業,今村電気㈱,神野商事㈱ 等,他にも様々な電気工事会社があります。

鹿児島県外であれば

㈱九電工,㈱九南,西日本高速道路エンジニアリング九州㈱ 等,他にも様々な電気工事会社があります。

もの作りが好きな人や職人さんより技術を学び手に職を付けて,電気の世界で活躍したい人はぜひ目指すべき資格だと思います。

 

工事現場の監督者といえば施工管理技士!!

現場の職人さんと連携を取り1つのものを完成まで近づける安心感,楽しさ

電気技術工学科の職種として

4つ目に電気工事施工管理技士があげられます。

施工管理技士とは電気工事の現場において建物の電気配線の図面作成,電気工事士への指示等の現場における工程管理,品質管理,安全管理等の一括した管理を行い,工事を円滑に進めるための現場監督者である。

現場監督者になるには

電気工事施工管理技士の資格取得が必要である。

試験では1級と2級に分けられ大きな違いは請負金額が3000万円を超えるか超えないかの違いです。

令和6年度から法改正により19歳から1級も受験可能となりました。

試験内容は1次検定,2次検定とあるのですが,学生のままでは1次検定のみが受験可能となります。実際に現場で働き実務経験を積んだ後に2次検定が受験可能となります。

1次検定に合格すると「施工管理技士補」の称号が与えられます。

主な就職先として

鹿児島県内であれば㈱明興テクノス

鹿児島県外であれば㈱九電工,三桜電気工業㈱,㈱ジェイファスト

等があげられます。

施工管理は建物を作るうえではなくてはならない職種です。

現場監督業務に興味のある学生はぜひ目指してほしいですね。

 

4つの主な職種と就職先の紹介でしたが,まだまだ,お伝えしたいことがたくさんあります。

少しでも興味を持ってくれた方はぜひオープンキャンパスへお気軽にお越しください!

最後に,電気は私たちの生活になくてはならないものです。

電気技術者の今後の活躍が楽しみです♪

 

下記URLに別投稿であげている各職種の詳細をあげておりますので

ぜひ見てください。