在校生/卒業生の声 VOICE

重松 遼

警察業務を支えていることに誇りを感じます

重松 遼

電気技術工学科 卒業生

profile

重松 遼さん

九州管区警察局 大分県情報通信部・2018年度卒業

【取得している資格】第一種電気工事士,第一級陸上無線技術士,航空特殊無線技士,危険物取扱者乙4類,工事担任者総合通信 【在学時の所属サークル】卓球部

現在携わっている業種と,担当している業務内容を教えてください。

警察では,事件や事故,災害がどこで発生しても対応できるよう,各種情報システムを運用しており,私はそれらの情報システムの保守を担当しています。また,地震等の災害発生時には,臨時の通信設備を設置し,リアルタイムで現場の様子の撮影も行い,警察本部に伝送するなど,現場の警察活動を支える業務も行います。

仕事のやりがいや面白さを教えてください。

自分たちが撮影した現場の映像が本部から現場への指揮活動に役立っていることや,自分たちが保守している機器が警察活動に貢献していることに喜びとやりがいを感じています。

勉強・仕事・サークル活動などで,「あのときは本気出した!」思い出を教えてください。

第一級陸上無線技術士の資格取得です。無線関係の知識がなく,最初は苦労しました。通学時間などの隙間時間を使ったり,先生方にわからないところを質問して勉強をすすめ,在学中に合格できました。

工学院の良いところを教えてください。また,先生方のサポートや同級生との励まし合いなどのエピソードを教えてください。

資格取得や就職試験の手厚いサポートが強みだと思います。工学院は先生と生徒の距離が近いこともあり,資格取得対策や就職試験の対策も徹底しているので,自信を持って試験に臨めました。

学生時代にやっていた方が良いと感じることはありますか?

自分が必要だと思う資格は学生のうちに取得しておいた方がいいと思います。社会人になってからは,仕事の勉強や一人暮らしによる家事で時間が取りづらくなります。学生のみなさんには知識豊富な先生方が身近にいらっしゃるので,わからない点はすぐに教えていただき,より多くの資格を取得し,就職活動を有利に進めることができると思います。

工学院で学んだことは,現在の仕事にどのように役立っていますか?

警察庁技官の仕事は無線だけでなく,電気工事の資格がなければ扱えない業務もありますので,工学院で学んだ強電関係の知識や工具の適切な取り扱い方法は,仕事で役立っています。

今後の目標や,将来の夢を教えてください。

専門的かつ幅広い業務に四苦八苦していますが,自分の業務が日々の警察業務を支えていることに誇りを感じています。今度もさらにスキルアップできるよう知識の習得に励み,プロフェッショナルな技官を目指して,努力していきます。

重松 遼さんのある一日

  • 8:15〜

    登庁

    作業着に着替え,始業に向けた準備を行います

  • 8:30〜

    始業

    当日のスケジュールやメール等を確認します

  • 9:00〜

    事務作業

    報告書類に誤字・脱字等に誤りがないかを確認し,期限内に確実に報告します

  • 10:00〜

    機器点検

    係で保守している機器が災害時でも安全に使えるように,故障してないかを点検します

  • 12:00~13:00

    昼食

    昼食は,お弁当を頼んだり近くの飲食店で食べます

  • 13:00〜

    資料作成

    業務で必要な資料を作成します

  • 15:00~

    打合せ

    機器の保守について,メーカーとメールにて打合せをします

  • 16:30~

    今後の業務確認

    上司と打合せをして,明日の業務内容について確認と準備をします

  • 17:10〜

    退庁

    システムや機器の障害や特異事項がなければ,退庁します。退庁後は,ウォーキングや買い物など楽しんでいます